どんな事にも積極的に取り組んでいた小学生のころ、自分の足の形が友達と違うことに気づきました。
私の靴は、左足の親指の下が、ぼこっと飛び出しているのです。
そうです。
外反母趾、その頃は、その名前も知りませんでした。
自分の足を見るのは、とても恥ずかしかったのですが、私は、走るのも速かったし、バレエ教室に通っていて毎日踊るのが楽しかったので、この足にも、感謝の思いを持つように、心掛けていました。
学生時代は教師を目指しましたが、もっと他の事にも挑戦したくて、いろんな経験を積んできました。
人の役に立つ事がしたくて、ボランティア活動にあけくれたこともありましたが、結局、人は、健康ということから、離れて生きることはできないので、健康のためになる今の仕事につきました。
健康食品、自然の調味料、自然派化粧品、など、本当に体にいいものを紹介しています。
お客様が、健康になり、美しくなり、笑顔で応えてくださることに、何よりもの喜びを感じています。
また、健康的な毎日を過ごすために、体の骨格を整えることも大事ですから、整体もしています。
ひざが痛い、腰が痛い、肩こり、いろんな症状の方が大勢いらっしゃいます。それで、施術をすると、その時はとても楽になって帰られますが、しばらくすると、また体のあちこちに痛みがでてきてしまいます。
あるお客様が、外反母趾で悩んでいらっしゃいました。
その方の足は、まるで、悪化した自分の足を見るようでした。
何とかしてさしあげたくて、1年間もの間、足つぼマッサージとテーピングをしました。
けれども、残念ながらあまり改善はみられませんでした。
それからというもの、私の中では、外反母趾は治らないもの、という確信になってしまったのです。
外反母趾のお客様をみると、足指のマッサージや、足指の運動などのアドバイスを、するしかない自分、(それで本当に良くなると思ってないのに)それしかできない自分が、いやでいやでたまりませんでしたが、どうすることもできなかったのです。
そんな時、歩き方を変えれば治る、と聞いても、外反母趾は治らないという確信を持っていた私は、そんなことはありえない、と信じられませんでした。
けれども、「ゆるかかと歩き」(ネイティブウオーキング)というものを学んだら、本当に、目から鱗とは、このことを言うのかと、衝撃を受けました。
自然治癒力というものをよくよくわかっていたはずなのに、本来持っているその素晴らしい力を、なんと無視した生き方を、私はしてきたのか、そして、お客様に対しても、なんと間違えたことを教えてきてしまったのか、と、驚きと同時に申し訳ない思いも湧いてきました。
けれども、それ以上に、これからは、外反母趾などの悩みを持った方に、こうしたらいいよ!
と、自信を持って言えることが本当に嬉しいのです。
私と同じような悩み、痛み、辛さを感じている方々に、解決の道がここにあるよ!
と、声をあげて訴えたいのです。
私と一緒に、希望に向かって、頑張ってみませんか?